第120回定期演奏会のリハーサルが始まりました
9月21日、第120回定期演奏会のリハーサルが労音会館にて始まりました。
指揮は2017年第12回カダケス国際指揮者コンクールの優勝者、ヌーノ・コエーリョ氏。
リハーサルの冒頭は、ベートーヴェンの交響曲第7番の全楽章を、いきなりの通し演奏から始まりました。
通常のリハーサルは、各楽章で区切りながら練習するスタイルがほとんどのため、第1楽章が終わり、すぐに第2楽章の演奏に入ると、一瞬リハーサル会場内には「え、全部通すの?」という空気が流れましたが、楽員たちはすぐに指揮者の意図を理解し、若さあふれるエネルギッシュな指揮に呼応して、一気に最終楽章までを熱演しました。
第3楽章が始まる頃には、指揮者と楽員の間には既に一体感が生まれており、今回定期演奏会の成功を確信すると共に、オーケストラがこれからどんな色合いに染められていくのか、非常に期待の持てるリハーサルになりました。