第143回定期演奏会The 143rd Subscription Concert　令和3年度(第76回)文化庁芸術祭参加公演

助成：公益財団法人アフィニス文化財団
～アフィニスエンブレム～
「音楽文化の担い手としてプロ・オーケストラが主催する、わが国ならびに各楽団が活動の重点を置いている地域にとって意義がある企画」として選ばれました。

＜選考理由＞
北は札幌から南は九州まで、全国のオーケストラから引く手あまたのマエストロ鈴木秀美が、東京ニューシティ管弦楽団に初客演したのは昨年11月のこと。C.P.E.バッハ、ハイドンと演奏が進むごとにオーケストラが尻上がりに調子を上げ、ベートーヴェンの「交響曲第2番」において、鈴木と共に音楽を創り上げていく奏者の喜びが極上の響きになってホールに溢れ出たとき、創立30周年を迎えたこの楽団が次なるステージに入ったことを確信した。両者の奏でる音楽は紛うことなき本物だ。絶対の自信をもってお薦めしたい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（アフィニス文化財団オーケストラ助成委員 岩野裕一）